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?正課学外研修報告?大阪?関西万博における未来の交通等のあり方の検討(辻?本ゼミ)

公開日 2025年07月24日

辻?本 勝久ゼミナールでは、大阪?関西万博で展示されているスマートモビリティやフューチャーライフ、デジタル、グリーンなどの「未来社会ショーケース」を体験し、これからの都市交通や地域交通のあり方について検討すべく、大阪?関西万博の会場へ出向いて調査を行いました。

参加学生のコメントは、以下の通りです。(写真は学生撮影によるものです。)

  
    ?屋根リング内部の遠景写真

未来のモビリティ技術について

陸?海?空一体型モビリティ:

  • 高齢化社会における中長距離移動の利便性向上に貢献する可能性。(未来の都市パビリオン)

未来の鉄道車両:

  • 窓ガラスへの映像表示や飲料の自動提供機能など、新たな乗客体験を提示。(川崎重工業)

多様な次世代モビリティ:

  • 四足歩行の乗り物や、睡眠しながら移動できる完全自動運転の「布団カート」など、新たなコンセプトが紹介された。

空飛ぶクルマ:

  • ヘリコプターやドローンに近い形状で、旅客機と同等の安全性を目指している。「車のように日常的に利用してほしい」という願いが込められており、2028年頃のサービス開始を目指している。
  • 乗員1名、積載重量113㎏、速度100㎞、飛行距離15㎞で時間にすると15分との飛行実績があり、更なる発展が期待される。

  

ドローン物流:

  • 工場から各施設への自動搬送システムが示され、トラック輸送からの転換の可能性が示唆された。

水上交通:

  • 交通渋滞と排ガスを削減する「自律型交通船(ロボート)」の開発が紹介され、都市における水上交通の新たな可能性を示した。(オランダ館)

課題:

  • 完全自動運転モビリティの実現には、事故時の責任の所在など、法整備が不可欠である。

 

   
 ウエルネススマートシティのジオラマと人工光合成   汎用プラットフォームロボット

 

公共交通の運営とシステムについて

MaaSアプリの活用:

  • シャトルバスの事前予約?決済システムは、スムーズな乗降と混雑回避に非常に効果的であった。

駅の設計と動線:

  • 夢洲駅では、巨大な出入り口を一つに集中させる方式で動線の分かりやすさを確保。ハード?ソフト両面で大量輸送への十分な対応がなされていた。
  • 一方で、駅ホームからコンコースへのエスカレーターがボトルネックになる可能性も指摘された。
  • 駅構内や車両内の多言語対応の案内表示が充実しており、外国人観光客にも分かりやすかった。

  
   夢洲駅の改札口付近の様子

運行と混雑対策:

  • 大阪メトロ中央線では臨時ダイヤが施行され、過度な混雑を抑制していた。
  • 終了時間帯の混雑に対し、駅までのルートを迂回させる人流コントロールが実施されていた。
  • 交通手段の分散(シャトルバス等)や入場時間の定員枠設定も、混雑緩和に寄与していた。

運賃収受システム:

  • 会場内バス「e Mover」では、現金不可のキャッシュレス決済に統一することで、車内遅延の防止とスムーズな乗降を実現していた。

移動の予測可能性と自己コントロール性の重要性:

  • 交通手段の選択状況を見ると、地下鉄が圧倒的多数を占めている。これは、シンプルな乗車券購入プロセス、高頻度運行、予約不要といった特性が、年齢?国籍を問わず利用しやすい基盤を提供しているためである。一方で、水上バスやシャトルバスは、運行間隔や所要時間の不確定性、乗車快適性の面で一部来場者に敬遠される傾向が確認されており、これは大型イベント時の交通手段選択において「移動の予測可能性」と「自己コントロール性」が主要なファクターであることを示唆している。

課題:

  • 大阪メトロ南港ポートタウン線は、客分散に有効活用できる可能性があったにも関わらず、万博案内がほとんどされていなかった。
  • 通常のOsaka Metro一日乗車券(エンジョイエコカード)では夢洲駅での乗降が不可能であり、「Osaka Smart Access Pass」や「26時間券」「48時間券」といった特定の乗車券が必要である。しかし参加学生(留学生)自身は事前にこれらの乗車券の存在を知ることができなかった。現行の乗車券のマーケティングには改善の余地があり、特に外国人観光客に対して、夢洲駅での乗降が可能な特殊乗車券の存在を分かりやすく周知する必要がある。
  • 夢洲駅に設置されている顔認証による設備は、約10分間の観察で利用する乗客がおらず、「操作が難しそう」「使い方が分からない」といった観光客側の心理的ハードルがある可能性が考えられる。また、交通系ICカード(ICOCAやSuicaなど)が使用できない点も、利用率が低い要因の一つであると思われる。

会場内の歩行者環境とユニバーサルデザインについて



会場内の案内サインとQRコード付き視覚障害者誘導用ブロック

案内表示:

  • 床に方向別に色分けされた案内図は、ユニバーサルデザインの観点から高く評価できる。
  • 一方で、パビリオン間の移動経路の案内が不十分で、マップやボランティアに頼る場面が多く、特に子連れや高齢者には分かりにくいとの指摘があった。
  • 市内から夢洲に至る全経路において、駅舎?プラットフォーム?車内案内に至るまで統一された万博専用のビジュアルアイデンティティが採用されており、多言語音声案内と合わせて「出発地から会場まで一体化した導線」が実現されている。これにより、訪日外国人や初来場者における情報ギャップが著しく低減されている。

バリアフリーと快適性:

  • 豊富な休憩スペースやバリアフリーな設計により、多様な人々が安心して過ごせる環境が整っていた。
  • 「ウォーカブルなまちづくり」の観点から、大屋根リングはシンボル性やデザイン性によって人々の「歩行意欲」を高めていた。
  • 場内バスも活用することで、高齢者や体力に自信のない子どもでも快適に回ることができる仕組みになっている。




雨天時の課題:濡れたベンチと傘の危険性

雨天時の課題:

  • 大屋根下でも雨が当たる箇所や、屋外のベンチ?食事スペースに屋根がなく、快適性が著しく低下した。
  • 傘をさした来場者で通路が混雑し、傘同士がぶつかるなど危険な場面が見られた。
  • 列待機時に傘や雨具等の水滴をかけられることが多く、雨以上に身体を濡らされた経験があり、屋根の設置が切望された。屋外の道では、傘を差した人々が行き交い、傘がぶつかったり水滴を掛けられたりすることもあった。
  • 道に水たまりができ、移動しづらかった。

提案:

  • 雨天時を考慮し、屋根のある場所の増設や、レインコート?ポンチョの推奨強化が必要。
  • 傘の占有空間を考慮した広めの歩道を整備し、立ち止まりを禁止するなどのルールを設けることで、安全性が向上するのではないか。
  • 案内表示の抜本的強化(多言語対応、デジタルサイネージ増設、アプリ連携)が求められる。
  • 夢洲駅のエレベーター前では、特に子供を連れた家族の利用が目立ち、列をなして待つ人々が確認されており、この状況はバリアフリー対応の課題として今後の改善が望まれる。
  • トイレの外観デザインが多様で一見してトイレと判別しにくいものもあり、初めて訪れる来場者にとっては分かりづらい点がある。

サステナビリティとエネルギーについて


水素発電をしながら運航する船「WIND HUNTUR(ウィンドハンター)」

水素エネルギー:

  • 帆を推進力と水素発電に活用し、水素の生成?貯蔵?運搬も行う船「WIND HUNTUR」は、日本のカーボンニュートラルに大きく貢献しうる技術。ただし、高額な初期?稼働費用が課題。

再生可能エネルギー:

  • 浮体式洋上風力発電設備の開発が進められており、海洋環境への影響分析や生物多様性促進活動も併せて行われている。(スペインパビリオン)

北欧の取り組み:

  • 自然と調和した交通?インフラ整備により、質の高い生活空間とSDGs達成を目指す姿勢が紹介された。

交通手段の選択等について

  • 自家用車と公共交通の移動時間は同等であったケースもあり、交通手段の選択は、経済性、快適性、環境性などを個人がどう重視するかによって決まる。
  • ルクセンブルクでは公共交通が無料であるという事例が紹介され、交通に関する新たなイノベーションの形が示された。
  • 会場入口の手荷物検査において中小型スーツケースを携行する来場者が一定数見受けられ、検査待機列の延伸を招いていた。原因としては、コインロッカー使用法への不慣れ、宿泊施設の預かりサービスへの不信感、当日チェックアウト後の直行ニーズなどが考えられる。
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